9月30日に利用者限定セミナーに登壇するため
久ししぶりに北与野にあるCOCOオフィスに行ってきました。
ご近所や職場の子育て中のママさんとよく井戸端会議をするのですが、
「全然勉強をしてくれない」「怒りたくないのについ怒ってしまう」
「何も話してくれない」「これからの時代を考えると子どもの将来が不安」
などなどの相談を受けることがよくあります。
そんなとき、コーチングのスキルを使いながらコミュニケーションを取るのですが
「話してすっきりした。そんな風に接すればいいんだ!ちょっとやってみるね」等々
の言葉が返ってきます。
そこで、「今ね、コーチングというスキルを使ったの。これいいでしょ」とお伝えすると
「私たちママ向けのセミナーってないの?受けたいと思うママってたくさんいると思うな!」
とのご要望をいただいていると言う経緯でママ向けに開発したセミナーを仲間に紹介してきました。
コーチングというと最近では大手の学習塾のコマーシャルでも聞かれるようになりましたが、
専門家でなければ出来ないかというと全くそんなことはないのです。なぜなら、私たち親子は
ご近所の方々から、いつもコーチングを受けていたからです。
当時、一つの研修をこなすにも寝る間を惜しんで準備をしていた私にはできなかったことですが、
子どもの話にゆっくり耳を傾けていただき、子どもがもっと話したいんだろうな、と思うことは
「で、それからどうなったの」と更に話を聴いてくださり、できるようになることが増えていく
子どもに、「そんなことができるようになったんだ、何だかおばちゃんも嬉しい」と声をかけてくださり
「こうしなさい」「ああしなさい」とは子どもに対しても私に対しても一度もおっしゃらず、
いつもやさしいまなざしで「みていてくれる」安心感に、どれほど助けられたことか。
これって、まさに、コーチングの基本スキル、傾聴・質問・承認なのです。
短大時代に学んだのは英文タイプ、就職してからはワードプロセッサのスキルを磨き
その後も、大きなフロッピーからコンパクトなものに代わり、スマートフォンの登場で
世の中は大きく変わり、コロナ禍で、オンラインのコミュニケーションが加速的に進み、
昭和生まれの私は、どこまでついていけば良いでしょうか。と思う日々です。
これからの時代を生きていく若い世代の方々に、私たち大人は「こうしなさい」
「ああしなさい」と道を指し示すことができないくらい世の中は予測不可能な
変化をとても速いスピードでしているように感じています。
だからこそ、自分で考えて自分で決めて行動していく、主体的な人材育成スキル「コーチング」が企業だけでなく、今は、教育の分野でも注目されています。
2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿として
個別最適な学び「個に応じた指導」(指導の個別化と学習の個性化を
学習者側の視点から整理した概念)、指導者との協働的な学びが掲げられています。
(令和2年度10月7日中央教育審議会初等中等教育分科会
「令和の日本型学校教育」の構築を目指してからの一部抜粋)
少し、長くなりましたが、自身の経験を通して
何かのお役に立ちたいと、起業した仲間に会えて
とても嬉しい気持ちになり元気を貰えた一日でした。
ホームページ等へのアップをお許しくださった
前半登壇の高橋葉子さんに感謝申し上げます。